残された俺とタケシ。 「お前、何で出場しないんだ?」 「それは……」 「なんだよ」 「ミコが行かせなかったんだ」 「どういうことだよ?」 「俺が本大会に出場すること、その内容に関することを全部あいつに言ってしまったんだ……… 」 本大会の情報は、絶対に口外するなと、エントリーの際に念を押されたはず!! 「それを告げた後で、ミコが一番恐れていた事は、俺が記憶を失って忘れられる事だったんだ。 それ以来あいつは俺から離れようとはしなかった。 そして、あの事件は起きてしまったんだ!!!」