やがて俺の手の平に血が滲み出る。 俺はこんな所で時間を裂いている場合ではない!! タケシは大分上の方にきた。 もう少しだ! そもそもなぜこいつらはこんな目にあっているのだろうか? 「ミコを残してこんなとこで死ぬなよタケシ!!」 俺は魂の意志をタケシにぶつけていた。 タケシはミコのお腹の中の子供を育てると言っていた。 どうやらお腹の子はタケシの子ではないらしい…… そして、タケシも本大会に出場する予定だったことが、俺や周りの話しのやりとりで分かった。