涙の宝器~異空間前編



運転手が突然、俺の首にスタンガンを押し当ててきた!



視界が消える………








タイムスリップ…………






運転手にスタンガンを押し当てられ倒れた俺は、気がつくと暗い洞窟のような場所にいた。


人の声がする!


一つや二つじゃない。


ここは洞窟なのか?


少し歩き回ると、複数の檻の中で人が盛り上がっていた。


この雰囲気からして多分洞窟ではなさそうだ。


俺の体を鳥肌が激しく走る!!





俺の前に俺がいた!!!!


どういうことだ!?


もう一人の俺はどこかに歩いていく。


その前には仮面を被った男がいた。


二人は非常口に向かって歩いていった!