涙の宝器~異空間前編

すぐさま二人はダンスを始めた。

涼は馴染めずコーラを一気飲み。
二人は奥の方に進んで行った。
あまり馴染むと先が思いやられてしまう。

その時、涼のケータイのバイブが鳴る。
電話着信のため一端店を出た。
五分ほどの話しが終わり店内に戻った。

涼の嫌な予感が的中した。
二人とも柄の悪い連中と激しくキスをしていた。
それをしばらく見ていたが耐えられなくなり止めに入った。

男たちから突き放そうとするが二人は全くやめる気配がない。

「勝手にしろ」