目の前には………その白石が倒れ込んでいた!!! 「はっ!!?」 俺は急激な緊張感を感じざるを得なかった。 倒れ込んでいる白石を右足で突く。 だが、反応はなかった。 息を呑んでゆっくりと白石の体を起こす。 「うわっ!!!」 こいつは確かに白石だ。 だが、白石の顔がなかった。 それどころじゃない!! その顔の中には手榴弾がいくつも埋め込まれていた! この瞬間俺は身の終わりを実感した……… 俺や白石もろとも大爆発の餌食となった…