涙の宝器~異空間前編



線路を覗くと男の人が座り込んでいた。


……………!?


この人どっかで……


でも思い出せない…



部屋−−−−






やっぱりあれは夢だったのだろうか?


まあどちらにしてもあんな状況ありえない。


明後日から大学行かなきゃ。


私の自宅と実家はそう離れていなかった。


愛犬のナナは両親が面倒を見てくれていた


ナナは私と再会すると、しっぽをフリフリしながら勢いよく飛びついてきた。


よっぽど淋しい想いをさせてたのだろう……


ナナごめんね!
今日からまた一緒だよ。