三浦は顔をしかめた。 そしてもう一つのアイテムを使用した。 三浦の背中と足元からまた何かが出てきた。 あれじゃまるでロケットじゃないか!! 三浦の背中から激しい炎が噴き出し飛行した。 三浦はとてつもなくないスピードでゴールに向かって飛んでいく。 三浦の笑い声。 メンバーを蔑(さげす)み勝ち誇った三浦は爆風を立てさらに速度を上げた。 「俺の勝ちだぜ!!!」 だが……… そんな三浦が一変して、上空に向かって飛んでいく。