そして、個人情報保護を利用して、獲得賞金の公表を絶対に行わないという鉄則を創り、大富豪たち全員の衣服にテレビ同様のマイクを付けさせ監視。 これまで汚い手を使って結局は前賭け金を全て掻っ攫(かっさら)ってきた。 そうでもしなければ研究所がここまで開発を発展させることは不可能だっただろう。 あれほど出場者を鑑賞してきた会場の大富豪たちが、俺のこの重傷を負った姿を知らないとは。 だが、それもそのはずだ。 俺の出場根源のあの時間は個人情報保護に当たる。