……… 「………ょ……ぉ…」 もう俺の腕時計から音は消えていた。 ただ、俺はもう体が動かない事を実感。 大量の出血が物語る失った願い。 今頃、ラストステージのメンバーはスタートを迎えているはず。 四百メートル走に限っては規制は施されていない。 つまり、走行中でもアイテムを使用出来るのだ。 命懸けの勝負に綺麗も汚いもないのだ。 勝てばそれが全て。 本大会はそうやってリアルな現象を生み出し続け、これまで莫大な利益を得てきたんだ。