様々な思い出や出来事が頭の中をよぎっていた。 「ごめん…」 その思いだけ。 本大会という大きな環境にチャレンジしたが、仲間の死、圧倒的なライバルたちの強さに俺の気持ちは崩れた。 後は大会終了までここにいよう。 リタイアをしてしまえば俺の俺は実験台の一部で処理されてしまう。 それだけは避けたかった。 今の俺は最高に格好悪かった。 それでも、麻衣のことを忘れたくなかったんだ。 麻衣ごめん… 必ず救うって言ったのにこの有様で。 「俺は最低の野郎だ」 麻衣……