指輪−−−− 俺は渋谷にいた。 今日はミコにプレゼントがあった。 (大したもん買えなくてごめん!) だけど、俺はお前を守るって決めたから! だからずっと一緒にいような? ミコ…… そんな俺の気持ちとは裏腹に、待ち合わせの時間を過ぎてもミコは現れなかった。 僅かな視界−−−− 俺は凍える体で最後の力を振り絞り、内ポケットに大事に閉まっていた小さな箱を取り出した。 箱を開けようとした時、つい手を滑らせてしまった…