涙の宝器~異空間前編



俺はタケシにケースごと渡した。


タケシは食い入るようにペンを持ち本を開く。


そして、上書きしていく。


!!!!!???


それはただの本ではなかった!!


上書きをしているタケシの身を、バリアのようなものが包み込んでいた。



俺はそれに軽く触れた瞬間にキンッと手が弾き飛ばされた!



「すげーなタケシこれ!!」


「うん!」



俺たちは閃(ひらめ)いた。


俺が姿を消して空を飛び、周りの状況や進路を確認する役。



タケシは本を使い、身を守りながら二人の休む場所へと誘導する役。