涙の宝器~異空間前編



え?


いきなりスタートと言われて皆は呆然としていた。


一人の男が半信半疑で待機室を出ると………






「うわっ!!」



その声に皆は動転した。



「どうした!?」



投票ランキング一位のボスが言った。



「どけ!」



ボスは駆け出していった。


それに続き次々と待機室を跡にしていった。



俺とタケシは最後に出た。


一週間かぁ……


持久戦だな。


とりあえず進もう。


これは冒険のようなロードレースだ。




縄張り争いやらなにやらがきっと起こるはずだ。