俺は自分の危険も考えず、中に乗り込んだ。 ここに来た以上、大ケガも覚悟しなければ。 そして、一刻も早くこの状況を解決しなければ。 「あの、何してるんですか!」 A「君には関係ない。立ち去れ」 「この人たちが何したのか教えてください!」 B「この男は本大会を欠場すると申告もせず逃げていたんだ」 「おい!タケシとかいったな。お前何でエントリーしたんだよ?」 「言えない……」 「自分の状況わかってんのかよ!? 欠場したら舌抜かれるんだぞ!!」 タケシは酷く怯えていた。