いいよ、付き合う! ただ……


「なんか、嫌」

アタシが小さな声で言うと

「嫉妬だね」

梓に言われた。

アタシは、実波と浩太が
仲良く話しているのを見るのが嫌で
梓と2人で体育館を出て歩き始めた。