「すみません」

男の子が謝って走って行った。
どうやら男の子に怪我は、なかったらしい。
だが、浩太はアタシを庇ったせいで捻挫してしまった。
捻挫した足で試合などムリだけど
浩太は、出ると言っていた。
心配だった。
だけど、アタシが心配してても変わらないので
とりあえず今日は、家に帰ることにした。