いいよ、付き合う! ただ……


そして、2人で浩太との思い出を語った。
アタシは、浩太との思い出を
話しているにもかかわらず泣かずに話せた。
それは、章平くんがアタシに
気を使いながら話してくれたからだと思う

「久しぶりに泣かずに浩太のことを話せたよ。ありがと」

アタシがお礼を言うと

「麗は、本当に浩太が好きなんだな」
「うん」
「俺じゃダメかな?」

章平くんが言ったのと同時に4人が来て

「食べ終わったんならそろそろ乗り物に乗ろう?」

と言ってきたので
話し途中のままファーストフード店を出た。