亡命酸欠少女




血の味がした。

武瑠を見ると、口元は赤く染まっていて
恐怖を覚えた。




「怖いの?」


「フフフ...美味しいよ...ゆらの血」




「た、ける...」




---♪~♪♪♭~♪




「大好きだよ、ゆら...」



「た、たけ、、、」



「フフフ...」



武瑠が笑ってる...

なんで...?


どうして....



あ...意識が...意識が薄れていく....



やだよ...やだよ...やだよ.....



武瑠武瑠武瑠...!!!!!









死にたく....ないよ...