「もう、いい?」 「え...?!」 「おいで...ゆら...」 彼が手を伸ばしている。 夜中の2時を知らせる音楽が流れる。 なんの曲...? オルゴール...? なんだか懐かしい感じがする... そのメロディーが流れはじめると同時に差し出した手を一気に引かれる。 「キャッ!!!」 ---♪♪~♪♭~♯♪~♪♭♪