「ばか、そんな冗談通じない・・・・」




「亜美!!冗談じゃないよ・・・天国逝っちゃったんだよ」





「何言ってんの?わけわかんない・・・」





「1回外出よう?亜美・・・・」




頭では分かってるんだ。


でも心がついていかない・・・。


だって私のそばにいたのに。


もう会えないなんて・・・。





「亜美ちゃん・・・ちょっといい?」





「樹の・・・お母さん。はい」





「これ・・・受け取ってほしいんだけど」




樹のお母さんが渡したのは、



分厚い手紙だった。