青春☆スレイヤー




「…………」



町田は、目をゆっくりと伏せた。


「…俺はもう誰も“無”くしたくない。


……人間が死ぬのはしょうがないが……



魂で生きるスレイヤーはもう、死なせたくない」



だから、と言葉を続けた。




「……お前も、死んでくれるな。


――せめて、俺の前では」



「……はい」