「…まず、今の激痛と息苦しさ。 簡単に言うよ。 それは心が軽すぎるんだよ」 「心が…軽すぎる?」 「うん。 紬、いつから刈ってないんだ?…だいぶ末期だぞ」 「え……。 ――多分、一週間以上前から…刈ってない」 町田は少し目を見開いた。