「……うん、そうだね」 頷きながら、納得したような顔をする。 「…頑張れよ」 「ああ。…神威くんも頑張って?」 「おう」 ――俺と神田の関係は、ライバルなんだろう。 …でも、何故かそんな気持ちがない。 戦友、みたいな。 敵対してるんじゃなくて、同じ目標へ突き進む仲間、って感じ。 …なんだか、親友になれる気がした。