青春☆スレイヤー



俺が三神の正体を知った時と同じシチュエーション。


…神田が俺で、俺が三神になっているが。



神田が上体を起こす。


「…大丈夫か、気分は悪くないか?」



「う、うん…でも僕、どうしてここに…」



枕もとに置いてあった眼鏡をかけ、キョロキョロと見渡す。



「ああ、お前…教室で倒れてたから。

保健室につれてきた」


「そっか…ごめん、ありがとう」



笑みを浮かべながらそう言った。