「やめろ、三神。 ……何で神田なんだ?」 とりあえず鎌をおろした。 「…神田さんは、最近『幸せ』だったんじゃないですか?」 「え……」 もしかして…、とある一つの考えが浮かぶ。 「私には…理由はわかりません。 ……でも、私が刈らなくてはいけないということは…そういうことです」 「…………」 ――「本当に、ありがとう」