青春☆スレイヤー



もう一押しか。


「全て聞いたら、記憶を消してくれていい!

頼む、いいだろ!?」





「――…いいでしょう、わかりました」



三神は、渋々といった表情で頷いた。


「おや、珍しいね。紬が人間の頼みを聞き入れるなんてさ」


町田が驚いたような声をあげる。




「…ただし、聞いた後は確実に記憶を刈ります。


――いいですね…?」


俺は力強く、頷いた。