青春☆スレイヤー






「『スレイヤー』に斬られたから、怪我をしていないんです」





「――す……『スレイヤー』…?」



聞きなれない単語に、思わず繰り返す。




「そうです。


…私は人間ではありません」



「………はぁ!?」


保健室でこんなに大きい声を出したのは初めてだろう。



「にっ、人間じゃない!?

お前、どっからどう見てもヒトだろっ!!」