―――死ぬほどデカい鎌を振り上げていた。






「み、三神ッ!?」


俺の声に、三神はハッとして振り返った。



「……ッ!?」



驚いたような、戸惑ったような表情をする。


でも、俺はそれどころじゃない。





三神の前には、一人の男子生徒がいた。