「――仕事だよ」 三神の眉がぴく、とわずかに動いた。 ―――また…。 「…ここの二年サッカー部、坂田秀司。 頼むよ?――ルーキー・三神紬、さん」 「……わかっています」 こうして――― 『スレイヤー』としての仕事をまた一つこなしていく。 大きな鎌を携えて。