青春☆スレイヤー



「いや、俺は何と無く…ふらふらしてただけだぜ?」


そうですか、と言って踵を返そうとする。




…いやいや、いくらなんでも素っ気無さ過ぎるでしょ。


「おいっ、三神はどこに行くんだよ?」



「……病院です」



「へ?」


意外とすんなり答えてくれたことに驚きつつ――



病院、の意味を考える。





「え…三神、どこか悪いのか…?」


三神は、首を横にふった。