進路希望はお嫁さん!

「あれれ、未来君じゃないですか~」




最初に言葉を発したのは久雨王子。




「なんで莉魅とお前がいんだよ」


「未来君だってそんな可愛い女の子連れてどうしたのー」


「お前には関係ない」


「じゃあ、俺も」




なんか・・・火花が・・・




「遠藤さんと未来は付き合ってるんだよね?」





私は必死に作った笑顔で未来に問いかける。