進路希望はお嫁さん!

奢ってくれたお礼に美味しいご飯作ろう。




外にある椅子に腰をかける。



「はい、どうぞ」


「わあ~、ありがとう」




美味しそうな甘い匂いを漂わせながら久雨王子の手から私の手に渡される。




なんかすごい・・・




テレビでしか見たことがなかったから。




「さあ、食べよう」


「うん!」




私は子供みたいにクレープにかぶりついた。