進路希望はお嫁さん!

さらさらした金髪の髪が風で揺れる。




なんか、絵になる。




久雨王子だから似合うんだ。




これがクラスにいそうな男子だったらただの風景にしかならない。




まあ、未来は別として。



「今日はあの独占欲な未来君はいないんだね~」


「もともと家は正反対ですから」


「そうなんだー、そこまで心配だったんだな~」




久雨王子の言ってる意味がわからない。