「クーリングオフだ!! いますぐ電話しないと!!」 私はダンボールに貼られている宅配便の依頼書をはぎ取り 家の電話でそこに書いてある電話番号に繋いだ。 隣にいる男は大きなため息をする。 「落ち着けよ。 第一…」 『お掛けになった電話番号は現在使われておりません』