俺様ケータイ

≪4≫

「って、事なのさ」


オレは昨日の合コンでの森ガールの話をした。

合コンを脱け出したあと

彼女の提案で喫茶店に行き

そのあとオレはバイトだったので席を外した。



巧はぼーっとオレを見る。


「どうだ?肉食系な顔つきになってきたか?」

「全然」


がくっ。


「メアドとか交換したの?」

「あ、してない!?Σ(・□・ノ)ノ」


うっかりやさんのオレに巧はため息をする。


「…俺がソウタを合コンに誘うのが間違っていたかも」

「でも、また合コンするときには…!」

「背伸びしなくてもいいと思うけど」

「背伸びなんかしてねーよ!」


オレは巧を睨んだ。

なんだよ、自分はカノジョ持ちだからって…。




巧の後ろを騒がしい集団が通った。


道端、そこに居たのは昨日の森ガール

と、チャラチャラした男たち。


オレの目線を察したのか巧は後ろを振り向き

まさかとオレのほうをまた見た。


「そーだよ」


オレは低い声で言い、

彼女らに背を向けた。