俺様ケータイ

≪3≫



ドキドキワクワクの合コン。


初参戦という事は誰にも言ってない。



初めてということで

流れがつかめず


オレ、取り残されました(-_-;


隣は楽しそうに話しているのに

オレは寂しさを紛らすべくケータイをいじる。

あはは、ケータイのゲームって楽しいなー♪


まぁいいか、巧になんか聞かれたら“収穫はなかった”と言おう。

釣りゲームの収穫は上々ですが。

第一、女子に自分から話しかけるのって苦手なんだよなぁ〜。



なんて、自分の世界に入ってるとカラオケのドアが開いた。

「ごめん、遅延で遅れちゃって…」

そこに現れたのは森ガールな大人しめの女子でオレの好みでもあった。


「お隣いいですか?」

オレに言ってるのだと気付いてすぐに席をずらす。

彼女は礼を言うように微笑んだ。

ヤバい、可愛い。


って、オレ、なんか言わないと。

肉食系で。

こういうときってなんて言えばいいんだ?

合コンさえ初めてなのに。


…とりあえずがっつり風なセリフで。



「オレと一緒に脱け出しませんか?」