「草加くんごめんね。 別れよう」 彼女は申し訳なさそうに謝る。 彼女が良い子だと誰よりも分かっているつもりだ。 「なんで?なんで?」 オレは相当戸惑った。 声が裏返って最後にしては みっともない姿だった。 彼女はまた「ごめん」と頭を下げ 顔を上げて 「あたし、草食男子は好きじゃないんだぁ」 と呟いた。 その時、初めて自分が 草食男子だと気づく。