「きゃぁぁぁぁぁ!!!」 「…何事!?」 叫び声の先にはお茶を両手に持った可愛らしい女の子と なぜかその子をかばうようにして立つ大人っぽくてきれいな子。 すごい睨んでるし。 「…なぁ、俺たち不審者に見られてねぇ?」 「帽子、取ろうか。」 私たちは、少しでも怪しく見られないように帽子だけ外した。 「ふぃ~。暑い。」