ポカーン顔なわたしと、睨み続ける美貴。

どうしたらいいか分からないこの状態に困っていると、運良く予鈴が鳴った。
そして美貴は無言で去って行った。


その次の日から美貴は、わたしを避けるようになった。

わたしを見かけると、すぐ来た道に戻ってゆく。

体育の合同練習のときは、わたしと顔を合わせたくないのか保健室で毎回休んでいた。