2人っきりになると再び、沈黙が訪れる。 そんな美貴の態度に少しずつ苛立ってきたわたしは、カバンを持ち上げ帰ろうとした。 そのわたしの態度に美貴もまた、苛立ったようで。 「最低だよ、アンタは」 急に美貴が怒りを爆発させた。