「…うん」 そんな光景の一部を美貴に見られていたなんて知らずに、わたしは紙をカバンにしまった。 それから席替えをした結果、奇跡的にまた西谷くんと隣の席になった。 「また同じだね」 「うん。 あ!でさー、昨日あれ見た?俺が見てって……」