星の降る街



「ぉし!行くぞー」


「行ってきまーす!」


中学の入学と同時にかってもらった恭ちゃんの緑のチャリは、中学のときは、運動の為にと毎朝2ケツしていた愛用チャリ。

ずいぶん久しぶりだ。



「やべー。なゆ重くなったんじゃね?」


転けそうなんて言いながらゆっくりとこぎ出す。


「転けたときの言い訳つくらなーいの。コレでもダイエット成功したの!」