『お前、イチヤ君と別れたんか?』 お父さんは、急な展開に驚きを隠せなかった。 『うん。』 『子供できたんか?』 『うん。』 『お前はどうしたいんや。』 『1人で産むって決めた。』 話し合いは結局、産むという私の答えを押し通し、 両親はどうしても譲らない私に困惑していた。 両親は言い出したら聞かない私の性格もわかっているからかこれ以上言ってこなかった。