私はイチヤに言った。 『多分お金返せるから。』 『何でや?何処にそんな金あるねん?』 『知り合いに頼んだ。』 『知り合いって誰やねん!?』 『・・・ええやん、そんなの。お金返せば別れるんやろ?』 『・・・』 イチヤは何処かに出かけてしまった。 ♪♪♪ チーママからのメール。 『20万円OKやで。後、家に一緒に住むか?荷物もっておいで。』 私は仕事に行く前に、荷物を全て車に積み、置手紙をして家を出た。