元旦。 イチヤは後輩達とまた出かけた。 私はイチヤの妹と一緒に家にいた。 『ユウちゃん。』 『うん?』 『兄ちゃんとうまくいってないん?』 『・・・うん。』 私が元気ないのを感じ取ってくれたのだろう。 妹のえりちゃんは話し出した。 『今から言うこと、絶対に兄ちゃんに言わんとってくれる?』 『うん。?』