大晦日。

友達や、イチヤの妹達と初詣に行くことになった。
初詣に出かける前、イチヤの携帯がなった。
何か楽しそうに話をしている。
私はイチヤの傍に行った。
イチヤは電話をしながら、私を優しく抱きしめた。

『好きやで。』

(???)

私はイチヤの顔をのぞきこんだ。
笑いながら電話の相手に言っている。
涙があふれそうになった・・・

イチヤは、私の前で堂々と別の女に好きと言っている。

電話を切った後。

『どうゆーこと!?』

『お前のことは大切に想ってるで!でも、この子のこと好きやねん。』

『・・・』

言葉がでなかった。

私はブルーな気持ちのまま、初詣に行き年を越した。