私はテンションが上がるはずもなく、それどころか下がるのみ。 テンは心配してずっと傍にいてくれた。 イチヤが私の態度に気づき心配している。 『どうした?』 『・・・何でもないよ。』 『テン、こっち来て!!』 イチヤがテンを呼んで、何か聞いている。 今にも涙があふれそうで、ばれるのが怖くて涙をこらえた。 『ユウ、イチヤ君心配してるで?ちゃんと話ししたらわかってくれるって!!』 『うん。』 『私らも今日は帰るから、ユウも帰ってちゃんと話ししなっ!』 『うん・・・』