その日から、
行ってきますのキス。
おかえりのキス。
私達は別の店のパチンコ店で働いていたので遅番、早番とあってどちらか家にいる方が送り迎えをしていた。外でもかまわず、おかえりのキス。
本当に幸せだった。
時には、お互いの身体にキスマークを何十個とつけあって愛を確かめ合った。
寝るときにはいつも『ギュゥー』ってしてくれた。
順調に愛を育みあっていたある日。
私は身体に異変を感じていた。
嬉しい異変ではなく、イチヤには言えない異変だった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…