「これは先生と柚山だけの秘密だからな」


なんて嬉しい事を言ってくれる。


「はい!」


私と先生だけの秘密…

すっごい嬉しいかも!!


「それじゃあ私は仕事ありますから!」

今日は何ていい日なんだろう。


ポールを持って倉庫を出ようとした時、

「柚山!」


先生が呼び止めた。

「何ですか?」

足を止めて振り返る。


「柚山も暇な時あったらここに来なよ」