「じゃあ問3番を…」 今度こそ私に当てて! 私は先生の事をじっと見る。 先生はクラスを見渡した。 その時、私はパチっと先生と目が会った。 「じゃあ、柚山、問3番目!」 やったー! 当たった! 当てられてこんなに喜ぶのって私ぐらいだろうな。 私は笑顔を抑えて答えを言う。 「はい!正解!柚山、すごいな!」